学生とモデル業は両立できますか?
18歳以下のモデル適合者の90%以上は地方に住んでいる人たちです。そして、バレリーナ、ミュージシャン、スポーツ選手同様、モデルは少しでも年齢が若い方が有利な職業です。
才能ある若い子が学生で、地方に住んでいるのは、業界の人は皆知っています。もしあなたがモデルとして将来性があって、両親も理解しているのであれば、土・日・祝祭日、あるいは、春・夏・冬休み等に東京に滞在する方法や、少し仕事のメドが立てば転校を後押ししてくれるモデルエージェンシーもあります。その場合エージェンシーに寮等の施設はあるか、費用はどうなるのかの確認も必要です。
上京しようと考えている人も、エージェンシーに応募してもどこも採用してくれるところが無い場合、学校が終了するまで上京しないことです。
モデルを目指す人に向いているアルバイトとは? モデルの生活。
芸能人やプロスポーツ選手同様、モデルも食べていけるようになるには早くても1~2年はかかると考えておいたほうがよいでしょう。
そうなると、その間の生活手段をきちんと考えておかなければなりません。でなければ、モデルとしてのスキルを磨けない、コンポジットやBOOKがなかなか作れない、たまのオーディションも貧相な格好でパッとしないという悪いスパイラルから抜けられなくなるからです。
夢を売る仕事をしている人は、辛いことがあっても人前では見栄を張る心掛けも必要です。ですからアルバイトは、日々の暮らしの命綱だったり、早くモデルとしてひとり立ちするためにもとても大切になってきます。
ただし、モデルは新人の頃は、不規則にオーディションや顔見せ、テストシュート、フィッティング等があるため、アルバイトは時給や地域もさることながら、時間の調整がきくシフト制のところでないと長続きしません。そして職種も、人前で元気よく振る舞えるカフェやファミレス、センスを磨くためにブティックやインテリアショップ、時間調整なら早朝のコンビニやコーヒーショップなど、目的意識をハッキリ持って選ぶことも大切です。何よりあなたがモデルを目指しているか否かは職場の人たちには関係ないので、周りの人たちに迷惑をかけてしまう場合、その他のことで穴埋めをする努力をしないとアッという間にクビになってしまう状況も起こりますので、注意が必要です。
レッスン料及びその他の費用は?
モデルエージェンシーによって、モデルの容姿、技術レベル、写真のクオリティは異なりますが、ウォーキングなら姿勢を矯正してきちんと歩けるまで最低レッスンは15回必要です。メイクの基礎的な知識や技術(スキンケアからオーディションン用のナチュラルメイクまで)は5~6回、ポージングは6~8回、テストシュート(宣材=コンポジットやBOOKを作るための写真撮影)は3~5回。これらはプロのモデルを名乗るのに最低必要な回数です。
ただし、18歳未満は素材(本人の資質)さえよければ事務所が投資したり、お金を立て替えてくれることも(成功しなかったとき、返済の義務の有無を確認して!)。また年齢が高くなればなるほど、求められるスキルは高くなるので、それも考慮に入れる必要があります。
所要の期間と費用は5~6ヶ月で15~30万円くらい。30万円以上投資してもなお、自分がモデルの条件を満たしきれない場合は、もう一度自分の計画を見直す必要があります。何より、美しさを手に入れる投資と考え、それに見合った費用であるかどうか納得できていることが大切です。
費用の差は、レッスンインストラクターのレベル(業界で売れている人は多くの場合一人一人ホームページで確認できます)、施設のグレード、そのレッスン機関の卒業生のレベルと人数で決まります。
悪徳業者に要注意
街中でよく見かける標語にある"気をつけよう、甘い言葉と暗い道"ではありませんが、美貌と才能があってもなかなか勝ち抜くのが難しいモデル界で、モデルになれる甘い方法など存在しません。
「うちの社長は業界の実力者だから優遇してあげられる」などと甘い言葉を吐く人もいるようですが、確かに、どの世界にも実力者はいて、その人の力は大きいのですが、そんな人であれば誰もが知っているし、少し時間をかければ必ずネットや他の情報から調べることができます。騙される多くの若い女性が無知から業界を語るモデル業界以外の人の話を鵜呑みにしてしまったり、欲から近道を選んで結果的に間違った道へ進んでしまったりします。人の話を信じるときは必ずその人の氏素性(務めている会社や業界のきちんとした評価)を十分調べること。必ず話だけでなく、会社の規模や設立年数、従業員数、所在地を調べ、第三者にも意見を聞くこと。契約書はサインする前に信頼できる人に見てもらうこ。それが数週間や1~2カ月かかっても永いモデル人生の中では大したことではありません。
よく新しい会社を作ったばかりでモデルを募集しているという話に乗る人がいますが、どんな会社でも社会に根づくまで3~5年はかかるもの。モデルは永遠に時間があるわけではないので、そんなに会社の事情につきあわされてはたまりません。新しい会社でも代表者が業界に実績がある人であればリスクは少なくなりますが、モデル業界以外でも会社とは1000できて3つくらいしか生き残れないことも十分知っておく必要があります。
レッスン料等についても契約書にサインする前に実際の設備、講師のメンバー、カリキュラムの内容、卒業生(モデルになった人)の活躍等、数社の資料を取り寄せて比較検討したり、実際に目で確かめる必要もあります。
世の中、金と名誉で集まるところには必ず悪い人も紛れ込んでいることを忘れずに!!
(この項はまた実態の調査を集計しつつ、できるだけきちんと報告していく予定です)