(1)やっぱりぽっちゃりは無理…?
太っていても、応募することはできます。でも、事実を伝えると、書類選考で受かる確率が低いんです。もし、書類で通ったとしても、面接で直接会った時の印象が、あんまり良くありません。モデルはやはり世の中の女の子が憧れるようなスタイルであることが大切。「体型は、性格や意識の表れ」なんて言葉があります。きびしいことを言うようですが、太っているということは、それらが乱れているということになってしまいます。ぽっちゃりにも程度があるので、ここでは良い悪いの判断はできませんが、体型が悪いというより、自己管理ができていないという性格がモデル向きではないと判断されてしまう可能性が高い、ということです。
オーディションの時にはぽっちゃりだったのにデビューする頃には見違えるほどに美しいスタイルになっている、というモデルを何人も見ています。諦めるのは早い!努力次第でスタイルはなんとでもなりますので正しい方法でスタイルアップを目指してください。
(2)骨と皮だけしかないガリガリさんは、NO!
注意してほしいのが、ただ痩せるだけではダメだということ。間違ったダイエットで、ガリッガリな人は、太っていることよりもマイナスに見られることも。なぜなら、痩せている人は太ることがけっこう大変なのです。生活習慣から見直していくことが必要なので、時間がかかってしまうことも。特に日本人に多い広告モデルは女性らしい身体つき、ということがポイントになりますので、痩せすぎているとオーディションではじまれてしまう場合も多くあります。
あくまで、健康的な身体を目指しましょう。しっかり食事と運動をして、楽しみながら自分の身体を磨くのです。
(3)○歳より下の子、必見!
受かりやすさ、という点では年齢も重要。18歳以下の子は、スキルがなくても受かることがあります。それは、これからスキルを学ぶ時間が十分にあるからです。伸びしろを期待されている分、現状はあまり判断されないので、若い子だとオーディションの時点で外見と内面が気に入ってもらえれば素人でも合格するチャンスがあります。
ただ、もし地方の子が都内の事務所に受かった場合、都内まで通わなければならないですし、学校とのスケジュールであったり調整しなければならない点は多くあります。親御さんの承諾も必ず必要になりますので、ご家族と相談しながら進路を決めていきましょう。
(4)年齢とともに、上がるハードル
モデルにとって大事なウォーキングやポージングなどのスキルは、年齢が上がるにつれ求められるレベルが上がってきます。理由は、さっきのお話しした通り、モデルの世界は10代から若い子が積み重ねでレベルを徐々に上げてくるため、年齢が上がれば上がるほどオーディションで求められるレベルも高くなります。19歳以上は素人だと絶対に落ちる、ということではありませんが、1つの目安にしておくと良いかもしれません。つまり、書類選考を通過した場合は年齢に相当のスキルが求められるということです。モデルの世界は実年齢とりも見た目で判断されることの方が多いですので、見た目や第一印象で周りに勝てば、チャンスです。オーディションでは、まずは第一印象で勝負!
厳しいですが、年齢はモデルにとっては大事な要素。若いうちにスキルを身につけられたら、表舞台に出るのも早くなりますよね。つまり活躍できる時間も長いということになります。チャレンジするなら、早い方がいい!ですね。