（１）人前に出るのが好き！
目立ちたがり屋と聞くと、悪く聞こえるかもしれないけれど、モデルにとっては大事なポイントです。目立ってナンボ！の世界ですから。オーディションなどでも、会場に入ってきた瞬間に会場の雰囲気が変わり、その人が持つ空気感に包まれることがあります。これはいわゆるオーラというものですが、オーラのほとんどは、それまでにその人が経験してきたこと、そしてそこからにじみ出る自信の表れでもあります。モデルの中には、実は人見知りで人前に出ることを得意としていないモデルもたくさんいます。もしかしたらそんな人の方が多いかもしれません。でも“見られる仕事”として、人前に出ることは避けては通れない仕事がモデルというお仕事です。普段からたくさんの人に自分の美しさをみてもらい、女子たちの憧れの対象になる…想像しただけでキラキラしてますよね。今あなたが有名なモデルやタレントさんを見て、憧れの気持ちを持つように、いつかあなたが周りから憧れられる存在になるよう、普段から“見られている意識”を持つことが大切です。
（２）人を喜ばせるのが好き！
モデルの仕事って、「人に夢や希望を与える仕事」とも言えるんです。いくら美しいからと言って、ただ自分のために自分磨きをするのではダメ。あなたの美しさは人に見せるためにあります。あなたが商品の横で笑っていることで、その商品がよく見えたり、その企業がよく見えたり、それがモデルというお仕事です。お仕事をもらったクライアントさんを喜ばせることはもちろん、その広告やCMを見ている人までHappyになれるような表現ができることが大切です。（たまにHappyが求められていないときもありますが…！）
自分の魅力をこれでもか！というくらいに表現して、周りの人を明るくさせ、喜ばせるようなエンターテイナーな人は、まさにモデル向きでしょう。
（３）頑張り屋さん！
外見は持って生まれたものですが、それをどれだけ磨くことができるか。これも、とっても大事なポイントです。もしかしたらこれが一番大切かもしれません。今活躍しているモデルを見ると、デビューする前はまったくパッとしなかった子が、デビューする頃には見違えている、ということがよくあります。もちろん持って生まれた素材は重要ですが、例えば脚のかたちや身体のバランス、姿勢はトレーニングと毎日の習慣でキレイになおせますし、メイクやファッションを少し変えただけでも、まったく違って見えることがあります。
モデルは自分の魅力を、努力することによってさらに輝かせられる人。どの世界でも努力は大切ですが、モデル業界でも、もちろんなくてはならないものです。
（４）お姫様じゃダメ！
いざモデルになったからといって、お仕事の現場でなんでも人にやってもらうのはダメ。やっぱり、自分のことは自分でできなきゃ。年齢ももちろん関係ありません。プロとしてやっていくなら、ルールやマナーなどがちゃんとしているか、も大事です。時間や約束を守るのは当たり前のことで、体調管理や体系維持を自分でできるかというのも、きちんと見られています。
モデルというお仕事をする中で、撮影現場などあなたが主役に見えること場面がいっぱいあると思います。でも違います。そのお仕事の中であなたはひとつの部品です。表には見えないたくさんの人の力があって、ひとつの作品ができています。有名になってくればくるほど、この気持ちを忘れてしまいがちですから、いつも周りに目を向けて気を配れる素敵なモデルでいてください。
（５）周りの人とうまくやっていけるか
先ほども言ったように、モデルは決して１人で仕事するわけではありません。雑誌の１枚の写真を撮るにしても、それに関わる人みんなと作り上げていきます。なので、コミュニケーション能力もとっても大事。現場で協調性があるかないかで、仕事のやりやすさやタイムスケジュールが違ってきます。また、一度仕事がやりやすいと思ってもらえると、また呼んでもらえることにもつながります。このリピート率は本当に大事。また会いたい、一緒にお仕事をしたいと思われる存在になるには、周りのスタッフさんとたくさんコミュニケーションをとって、自分で現場を明るくしていく気持ちが重要です。
いかがでしたか？ズバリ大事なのは「また一緒に仕事したいな」と思われるモデル！外見が美しいだけじゃなく、人なつっこくて、周囲に気のつかえる人。そんな人には、チャンスがめぐってくるのです！
