（１）ビタミンを味方につけよう
ビタミンには、いろんな種類があります。ビタミンAは、粘膜を丈夫にし、免疫力を高める働きがあります。ビタミンCはよく聞きますね。ビタミンCには、酸化防止作用があり、ダメージから細胞を守るのを助けます。お肌に良いとされているのは、この細胞活性化が促されるためです。
ビタミンBとビタミンEは若い子たちに不足しがちですが、これが結構大切な栄養素だったりします。ビタミンBとビタミンEには抗酸化作用や老化防止などの効果があり、これが不足してしまうと、免疫力や代謝活動に影響が出てしまいます。さらにビタミンB2、B6、B12には疲れや精神安定、美肌効果も期待できます。
ビタミンB2が含まれる代表食材は豚レバー・鶏レバー・牛レバー・うなぎ・牛乳など。ビタミンB6が含まれる代表食材はかつお・まぐろ・牛レバー・さんま・バナナなど。ビタミンB１２が含まれる代表食材は、牛レバー・鶏レバー・カキ・さんま・あさり・にしん、などです。
（２）ミネラルって一体なにもの？
よく聞くけど、あまりわからない…。ミネラルの代表としてはカルシウムやマグネシウム、カリウム、鉄などがあります。それらを総称してミネラッル、と呼んでいます。免疫力アップや、精神状態の安定、疲労回復、基礎代謝アップ、脂肪燃焼、シミやそばかすを防ぐ、アンチエイジング…ミネラルには、こんなにたくさんの嬉しい効果があります。
ミネラルの代表カルシウムが多く含まれる食材は、牛乳、ヨーグルト、チーズ、青野菜など。マグネシウムを多く含む食材は、全粒シリアル製品、乳製品、ベリー類、オレンジ、バナナなど。カリウムを多く含む食材は、
全粒製品、豆類、ジャガイモ、豚肉、野菜、果物、魚などになります。
（３）血をサラサラにしてくれるのって？
血液がさらさらではなくドロドロの状態にあると、日常の中で、だるい、痛い、冷たい、などの症状が出ます。これは血液の流れが悪くなることが原因で、体の隅々にきちんと酸素や栄養が運ばれず、老廃物もたまりやすい状態になってしまっているからです。
血をサラサラにしてくれる栄養層、それがズバリ、コラーゲンです。女性なら聞いたことがある栄養素ですよね。コラーゲン成分は、血管を強くしてお肌のハリをキープしてくれる強い味方です。これが不足してしまうと、傷が治りにくくなったり、肌や髪のツヤが悪くなったり…！さらに、骨の強さにも影響します。恐ろしい…
（４）コラーゲンは〇〇にあり！
コラーゲンを豊富に含む食品には、動物性食品と海洋性食品があります。つまり、お肉やお魚には、コラーゲンがたっぷり。手羽先や軟骨など骨に近い部分の肉だとより多くのコラーゲンがあります。また、魚でも骨の部分に多く含まれているので、骨を食べられる魚や、皮ごと食べるのも良いでしょう。その他の食材では、ゼラチン、ゼリー、プリン、杏仁豆腐など。ただし注意したいのは、コラーゲンを豊富に含む食品には高カロリーのものが多いということ。
そして悲しいことに、コラーゲンは、年を取るごとに減ってしまいます。意識して、しっかり取り入れるようにしましょう。
いかがでしたか？いくら体にいいからって、摂りすぎは禁物。ビタミンを摂りすぎても、ビタミン同士がケンカしちゃって効果が減ってしまうなんてことも。なるべく毎日の食事の中で必要な量を食べて、足りていない栄養素があったら、サプリメントなどを飲むのもアリです。また、血の流れが良い方が、基礎代謝が上がります。そうなれば、脂肪が燃えやすくなりますし、特に痩せたいってわけじゃなくても、顔色がかなり変わってきます。最近血色が良くないな…クマができちゃった…って人は、鉄分やコラーゲンが不足しているのかも。自分の肌の調子をしっかり見て、なにが足りていないか確認してみて。
